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☆移住者交流会レポート☆「HIROBIRO.大人女子会in尾道」

☆移住者交流会レポート☆「HIROBIRO.大人女子会in尾道」

 2017年3月12日、地方での暮らしに興味のある東京圏在住の女性たちに呼びかけて,「HIROBIRO.大人女子会in尾道」を開催しました。「移住したい!」そう思っていても人生の新しいステップを踏み出すのは勇気のいること。まずは何をしたらいいの?大変だったことは?など不安と疑問はつきものです。そこで、先輩移住者たちの体験談を聞いてより具体的にこれからの生活を思い描いてもらおうと、移住を考えている女性たちと広島県内の先輩移住者たちの交流会を実施。今回は広島への移住を考えている3名の女性たちが東京から広島を訪れ、先輩移住者たちと交流を深めました。
 第一部の交流会では、東京で開催した移住セミナーに参加し、ひろしま暮らしサポートセンターを活用して移住された4名が体験談を披露しました。

 一人目は、2013年に映画のロケで広島を訪れたのをきっかけに、移住を決めたという前田多美さん。2016年3月に移住し、女優としての活動も続けながら商業施設で広報の仕事に携わっています。大阪出身で8年を東京で過ごした彼女にとって、広島の地は縁もゆかりもないところ。そのため、始めはご当地ルールに慣れることに苦労したそうです。「都会に比べて人とのつながりが濃く、こっちに来て人間関係の大切さに改めて気づくことが多かったです。それに移住後も周囲のサポートもあって女優や監督として映画撮影を続けられていることが一番良かった。SNSなどを通じて自然と仲間が増え、今では70人近い仲間が映画撮影に携わってくれています。撮影後には早速次回作の話も持ち上がり、マイペースだけど、これからも頑張って良い作品を作っていきたい」と眩しい笑顔で語ってくれました。

 前田多美さんのHIROBIROインタビューはこちらから

 二人目は、生まれも育ちも東京だという森聖羅さん。ある日「東京を出たい」と思いたち、インターネットで移住について調べていたところ、ふと目に止まったのが尾道だったそうです。東京で開催された移住フェアに参加し、尾道市地域おこし協力隊の募集を知りすぐさま応募を決意されました。現在は尾道の生口島に住み、地域の活性化とPRに尽力し、様々なイベントの手伝いに大忙し。「東京の夜は車のエンジン音や人の足音など、生活音が絶えないのが当たり前。こっちでは高齢者が多いので夜も早く、始めは暗闇や無音が怖かったんです。でも生活していくうちに出来ることも増えていって、今は毎日すごく楽しい。運転もできるようになったし、自分のために使える時間が増えたことでカメラや楽器も始めたんです。東京であのままOLを続けていたら絶対にやらなかっただろうなぁということにも次々チャレンジするようになって、日々成長を実感しています」と充実した日々を語ってくれました。

 三人目はご主人の地元での転職をきっかけに、子どもさんが小学校にあがるタイミングで府中市に移住したイラストレーターの土井みづほさん。生活環境の変化に、親子でとまどった時期もあったと笑って振り返ってくれました。「仕事を通じて周囲の町について知ることで徐々に活動範囲も広がり、愛着が湧いてきました。今では運転しながら景色を楽しむ余裕もうまれ、備後弁にも親しみを感じ始めました」と広島での生活を満喫している様子でした。
 また、土井さんは、東京で受けていた仕事を広島でも続ける中、徐々に地域での仕事も増えていき、今では東京にいた頃よりも仕事量が増えたそうです。

 四人目は尾道の百島に移住した杭田俊美さん。看護師として20年間働くうちに、心も体も疲弊してしまった彼女。納得のできる人生をおくりたいと思い、夫婦で移住を決断。ご主人は島と東京を行き来しながら仕事を続け、杭田さんは念願のパン屋「百島しあわせパン製作所」のオープンに向けて準備中です。「私の場合、近くに大好きな海があることが移住の決め手となりました。自然豊かな島で静かに暮らせて、好きなことができるって本当に幸せな生活です。毎日が楽しくて、移住して良かったって思います」と話してくれました。

 先輩移住者たちのリアルな声を聞き逃すまいと、参加者たちは真剣そのもの。熱心にメモをとり、積極的に質問を重ね、その意識の高さが伺えました。中でも印象的だったのは「人生のターニングポイントって考えると力が入ってしまうから、あえて気楽に考えることが大切。ダメなら次を探せばいいや、ぐらいの方が良いんです」という杭田さんの言葉。これには前田さんも「何とかなるから気楽にやったら良いと思いますよ」と賛同。移住希望者たちは、大きくうなづき、この言葉に大きく背中を押されたようでした。

 続く第2部では、尾道市職員のアテンドで、移住者が経営している小商いの店などを訪れながら交流を深めました。雰囲気の良い街並みやおしゃれな店をあちこち巡り、一同大満足。移住希望の3名も積極的に質問し、ざっくばらんに胸のうちを語り合いました。
 移住希望のAさんは、夫婦共に福山市出身。定年したらいずれは地元に帰りたいとぼんやり思っていたところ、1月に東京・有楽町で広島県が開催した移住フェアに偶然参加して、大きく心を動かされたそうです。「いずれは福山に戻ってきたいと思っていたけど、こうしていろんなイベントに参加することで、その想いはどんどん強くなるばかり。これまでの安定した生活を捨てて地元に帰るという選択に、なかなか不安がぬぐいされなかったのですが、こうして先輩方にいろいろ話を聞くことで解決法も少しずつ見えてきてまた楽しみが増えました。定年後ではなく、すぐに移住したくなりました」とすっきりとした笑顔で胸の内を明かしてくれました。

 また全国各地様々な地を巡る中で、広島に住みたいと思うようになったというBさん。「穏やかな海と町の雰囲気が好きで、田舎すぎず都会すぎない感じがちょうどいい。人が温かいし、自分たちが住んでいる地域に愛情を持った人が多いのも印象的でした。今は仕事や働き方、暮らしに対する不安や悩みの方が大きかったけれど、そういう想いを共有できて、ちょっとした解決策が見出せたのは最大の収穫でした。いろんな人の話を聞くことで、具体的な暮らし方を思い描くこともできたし、参加して良かったです」と嬉しそうでした。
 そして、ご主人が福山で家業を継ぐことを決め、7月にIターン予定のCさんは、これから始まる新しい生活に期待で胸を膨らませます。「移住者の方々の暮らし方を聞いて、地方の方が絶対にいろんな可能性が広がることを実感しました。移住することは決まっているけれど、多少なりとも今後の生活に不安も感じていたんです。東京では仕事に子育てにと常に何かに追われている感がぬぐい去れなかったので、これからはのんびりといろんなことに挑戦しながら、地域に根ざした仕事をしたいと考えているところ。それがきっと自分の生活の安心感につながるのだと確信しました。今日の話を聞いて希望が持てたので、広島で暮らすのが今から楽しみになりました」と語ってくれました。

 また一歩、理想のライフスタイルに近づくことができた参加者の皆さん。素敵なつながりもでき、東京へと戻っていく3人の足取りは希望に満ちていました。広島県では、今後も移住希望者のニーズに合わせてセミナーを開催していく予定です。広島暮らしに興味を持たれた方は、是非、「ひろしま暮らしサポートセンター」へお越しください!

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