閑静な住宅街に突如現れる，コンクリート打ち放しでモダンな印象の外観。広島工業大学のすぐそばにある平田さんのアトリエ。地域の方にも建築家の仕事が見えるようにと，思い切ってガラス張りしたそうです。建築を学ぶ学生が気軽に訪れ，若い建築家も平田さんと一緒に働いています。

住所　広島市佐伯区三筋3-5-3
電話　082-922-6700

平田さんが所有するヨットが係留してある廿日市ボートパークは，事務所や自宅からも車で5分の距離。500隻を超えるプレジャーボートが海上係留しているマリーナです。ここを拠点に，平田さんはヨット仲間で「佐伯帆走協会」という団体を結成，ヨット体験教室や海岸清掃活動，毎月クラブレースなどを開催しています。因みに，広島県はプレジャーボート（個人で所有するボートやヨット）の保有隻数がダントツ全国１位です。

住所　廿日市市木材工北4番地先
電話　082-234-7710

日本三景として観光地となっている「宮島」は，フェリーに１０分ほど乗って渡る必要がある「島」なのです。観光の中心となる厳島神社（いつくしまじんじゃ）から約３KM離れた「包ヶ浦」は海水浴場・キャンプ場があり，まだまだ沢山の自然が残されています。ここで平田さんは，地域の子どもたちと一緒にヨットクルージング体験教室を開講。廿日市ボートパークのある廿日市港から包ヶ浦までヨットでクルージング（約１時間）途中源平合戦さながら水鉄砲で合戦し桟橋に到着。包ヶ浦の海の生き物観察や海岸清掃をします。

住所　廿日市市宮島町包ヶ浦
電話　0829-44-2903

平田さんの生涯の方向性を決めた母校・広島工業大学は，工学部を始めとする４学部を有する理系大学。平田さんは，建築学科在学中，先輩・後輩や他学科・他大学の人，ゼミの先生，図面作成など実践的なアルバイトをさせてもらっていた建築家の先生など，今でも交流が続く貴重な出会いがあったと言います。卒業後，東京で就職したとき，平田さんを支えてくれたのは関東地区で活躍する先輩たちとその学科同窓会「五三会」（いつみかい）でした。

住所　広島市佐伯区三宅2-1-1　
電話　082-921-3121

まちづくり市民交流プラザは，生涯学習・ボランティア・市民活動を支援し，まちづくりと市民交流を進めるために設けられた広島市の施設です。会議・学習会・発表・展示など，さまざまな活動に応じたスペースが用意してあります。繁華街に隣接しているので気軽に立ち寄れるのが最大の魅力。学会の発表は大きなスクリーンのあるマルチメディアスタジオで，市民への作品展示はギャラリーで，ＮＰＯの会議は無料のフリースペースを，など目的に合わせ利用しています。広島の名建築を紹介しているグループ「アーキウオーク広島」の事務局もここにあります。

住所　広島市中区袋町6-36
電話　082-545-3911

広島市中心部から車で20分足らずで到着。ディンギーヤードは，広島県セーリング連盟・ヨット教室・ジュニアや学生のヨット競技拠点です。隣接する海浜公園では砂浜と芝生広場で，犬の散歩をさせる人も。レストランや商業施設では，マリーナを眺めながらお買いものや食事ができます。バイク専門店もあり，バイクマニアが集まるスポットでもあります。

住所　広島市西区観音新町4丁目14番6号　
電話　082-234-7710

広島の海の玄関口，広島港。四国や島しょ部への定期船やクルーズ船が発着する宇品旅客ターミナル，グランドプリンスホテル広島の展望レストランやバー，一万トンバース付近の公園やインテリアショップ，ライブハウスからのんびり眺める瀬戸内海の眺めは最高です。

住所　広島市南区宇品海岸３丁目