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INTERVIEW

都会での忙しない生活に疲れを感じて、大好きな尾道のまちへ。 趣味や夢を育みながら、自分と向き合う時間を大切にしたい。

阿部 路さん

東京都→尾道市
2021年9月
薬剤師

いつか旅した尾道の街並みや人の温かさに魅せられ、東京から移住した阿部さん。何度も現地を訪れ、地域の人との出会いを重ねることで、移住に対する前向きな思いを固めていきました。「私にとっての移住は、自分が本当にやりたいことを考える時間を作るためだったのかな」と話す阿部さんは、仕事とプライベートを両立しながら自分とゆっくり向き合い、いつか叶えたい夢を思い描いています。

移住しようと考えたきっかけは?

移住前は、東京の総合病院で薬剤師として勤務していました。コロナ禍になり、友人がリモートワークになったり、地方へ移住して土に触れた暮らしをしているのを目の当たりにして、東京じゃなくてもいいのかな、という思いが強くなりました。
居心地の良い職場だったのですが、在籍して5年ほど経ったタイミングで、10年先もこのままでいるの?と疑問を感じるように。とにかくコロナ禍での東京の生活に疲れてしまったんだと思います。

尾道を移住先に選んだ理由は?

7?8年前、東京から広島へUターンした友人を訪ねて、初めて広島を旅行しました。その時に尾道を訪れたのですが、最初の印象が「いい町だな、ここなら住めそう」でした。その翌年、家族とともに再び瀬戸内を旅行。「気候が良く、住んでいる人たちの人柄も良く、瀬戸内ってやっぱりいいな」と思いました。
当時は移住を意識していたわけではありませんでしたが、コロナ禍になり、ふと尾道にもう一度行ってみようと思いたって、2020年に尾道を一人で旅しました。

同じ頃、広島県公式LINEのAI移住相談システム「ひろしまライフスタイリスト あびぃちゃん」の広告がスマートフォンの画面に出てきて。「あれ?これ広島じゃん!なにかの巡り合わせ?!」と嬉しくなり、そのまま登録。それをきっかけに、2021年2月に広島県主催のオンラインイベント「移住したい女子のためのオンラインお茶会」に参加し、3月に有楽町にある「ひろしま暮らしサポートセンター」の相談窓口を訪れました。
相談員の森上陽子さんとお話ししたことで、尾道移住後の生活が具体的にイメージできるようになりましたね。

移住するまでにはどんな経緯がありましたか?

職場では責任のある立場だったので、退職することに多少の抵抗はありましたし、両親からはもう少し地元に近いエリアではダメなのかと言われました。本当に尾道で暮らしていけるのか、市内のどこに住むのか、仕事はどうするのか、おいしい飲食店はあるか…など気になることはたくさん。
オンラインセミナーに参加したり、森上さんから紹介していただいた先輩移住者さんとオンラインで面談を行うと同時に、まちの雰囲気を肌で感じたいと思い、何度も尾道に足を運びました。

コワーキングスペース・ONOMICHI SHAREの後藤さんをはじめ、ひろしま移住メディアHIROBIRO.の移住者インタビューに掲載されていた「ましろコーヒー」の須山さんを訪問して、「移住ってどうやって決めましたか?」と直接聞いてみたり、家探しをする際におすすめのエリア、地元の人たちの移動手段や生活スタイルについても教えてもらいました。いろんな人と話していると、「尾道は移住者が多いし、私も何とかなるかも!」と前向きな気持ちに。
訪れるうちにお気に入りのお店ができて、「落ち込んだ時はココでご飯を食べたら元気になれそうだな」とか…。自分にできることを少しずつ積み重ねていくうちに、移住に対する思いが少しずつ大きくなっていくような感じでしたね。

移住後の暮らしはいかがですか?

2021年4月に移住を決断し、6月に就職活動をして福山の病院に内定をいただき、9月に移住しました。2022年8月からは、より自宅に近い尾道の病院に転職。地域医療に興味があるので、仕事のやりがいなどは今も模索している途中です。

ただ、東京では激務に追われて忙しいのが当たり前でしたが、今は定時で帰れることが多いので生活に余裕が生まれました。家で自炊をしたり、ふらりと飲みに出かけたり。蕎麦屋が少ないとか、電車の本数が少ないなど文化の違いに戸惑うこともありますが、運転していると車窓からきれいな景色が見えたり、歩いて海まで行ける。それだけでも今までにない幸せを感じています。

ONOMICHI SHAREで開催された移住者の忘年会や行きつけの店で出会った人と仲良くなって、野菜の収穫や味噌づくりをしたり、杵と臼で餅つきをしたり、生まれて初めての体験もたくさんしました。

今後の夢を教えてください。

仕事と暮らしに少しずつ慣れてきたので、プライベートな時間を充実させたいと思うようになりました。
最近は職場のバスケサークルに参加したり、商店街にあるギャラリーの絵画教室に通って趣味を楽しんでいます。

大きな夢ですが、いつかカンボジアに小児病院を建てたいなと思っていて。まずは、こども食堂のような取り組みにチャレンジしたい気持ちもあります。
具体的な計画があるわけではないですが、東京では仕事と生活に追われる忙しい毎日を過ごしていたため、夢を思い描く時間さえありませんでした。私にとっての移住は、将来のことや自分が本当にやりたいことをゆっくりと考える時間を持つためだったのかもしれません。尾道で自分の好きなこと、興味があることを、少しずつ育んでいきたいですね。

平日

6:30 起床、身支度、お弁当の準備
7:45 出発
8:30 始業
病棟の患者さんの服薬管理、抗癌剤混注など
12:30 昼食
13:30 仕事
17:30 終業
18:00過ぎ 買い物をして帰宅(またはジムに行ってから帰宅)
19:00 料理、夕食
20:00 家族や友人と電話、テレビ、入浴など
24:00 就寝

休日

9:00 起床、軽めの朝食、掃除、洗濯
10:30 ドライブへ出かける
お気に入りの景色を見に行ったり、神社巡りをしたり、新しいカフェを開拓したりします
16:00 帰宅、部屋の整理整頓、翌日の準備
18:00 友人たちと食事
21:00 帰宅、入浴
23:00 就寝

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