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INTERVIEW

移住ツアーに参加したからこそ知った、町の魅力や人の温かさ。家族それぞれにフィットする等身大の暮らしを楽しむ。

伊藤 健志さん

大阪府→三原市
2022年8月
IT企業会社員

コロナ禍でリモートワークになったことをきっかけに、「いつかは広島に帰りたい」という夫婦の想いを叶えて移住した伊藤さん。「海に近いこと」「交通の利便性が高いこと」「生活がしやすいこと」。3 つのポイントをベースに選んだのは、三原市でした。移住ツアーに参加したことで人とのつながりが生まれ、安心して移住することができたという伊藤さんとご家族の暮らしとは?

リモートワークをきっかけに夫婦の故郷・広島へ。

生まれも育ちも広島ですが、大学卒業を機に東京へ。東京の会社に 5 年ほど勤めた後、転職をきっかけに大阪へと引っ越しました。広島出身の妻とは東京時代に結婚。2020 年に娘が生まれました。

東京でも広島県人会という広島県出身者の集いで幹事をやらせていただいたり、頻繁に帰ったり、広島への思いはずっとありました。大阪への配属を望んだのも、少しでも広島に近づけるから(笑)。

夫婦とも広島出身なので、「いつかは広島に帰りたいね」とずっと話していました。東京・大阪での生活も楽しかったのですが、住み慣れた場所で暮らしたいという思いが強くありましたね。また、子どもが幼稚園へ入園する前に広島での生活をスタートしたいとも考えていました。

移住が現実的になったのは、コロナ禍でリモートワークが中心になったことがきっかけ。リモートワークが推奨されるようになり、出社しないなら広島に住んでも一緒だなと思ったんです。会社もサポートしてくれたので、2022年8月に移住しました。

3 つのポイントを軸に移住先をリサーチ。

移住先の候補となったのは、私の出身地である広島市内と妻の出身地である東広島。漠然と海の近くに住みたいという思いもあったので、海沿いの街も候補にありました。

私たちが移住先を選ぶために軸となる3つのポイントがあって。

1つ目は、海に近いこと。2つ目は、交通の利便性が高いこと。そして3つ目は、生活がしやすいこと。この3つのポイントを重視しながら、三原、尾道、福山、東広島など、県内のさまざまな街をリサーチしましたね。

そんな中、広島県と三原市が共催する移住ツアーに参加。地元の人や移住の先輩に話を聞いたり、街の空気感を体感して、「三原っていいな」と思いました。

暮らしにも子育てにも“ちょうど良い”まち、三原。

三原駅から徒歩 5 分ほどの場所に三原港があり、フェリーに乗ればすぐに佐木島や小佐木島へ行けます。街中から、自然豊かな島へあっという間にたどり着けるんです!

海がすぐ近くにあり、日常生活の中でも海が見えるというのはとても魅力的でした。

次に、三原駅と広島空港があり、交通の便が良い。三原駅には新幹線が停まるし、広島空港から飛行機にも乗れます。仕事柄、出張に行くことが多いので、とても働きやすい環境だと思いました。

そして、何といっても生活がしやすい。ショッピングモールやスーパー、家電量販店などがあり、生活に困ることはありません。それほど渋滞や人混みがあるわけでもなく、生活をしていく上で「ちょうど良いまちだな」と思ったんですよね。
3つのポイントが全てそろっていたこともあり、移住先として三原を選びました。

人とのつながりが生まれた移住ツアーへの参加が決め手に。

3つのポイントはもちろん重視しましたが、最後の決め手になったのは、人とのつながりやご縁でした。移住を考える前は、三原に来たことがなく、知り合いも全くいない状態。もしその状態で移住していたら不安だったと思いますが、移住ツアーで人とのつながりができていたのが、すごく大きかったですね。中には、今でも仲良くさせてもらっている人もいます。人とのつながりがあったからこそ、安心して三原に来ることができました。

移住先を決める時に大切なのは、実際に足を運ぶこと。まちの雰囲気、交通量や人混みの感じなど、実際に行ってみないと分からないことがたくさんあります。現地で「もしここで自分や家族が生活をしたら…」と思い描くのは、とても楽しい時間でした。

三原に来ていろいろと想像してみたら「ここだ!」と直感が働いたんです。そういう感覚というか、直感も大事ですね。

大好きな広島で、時間や心にゆとりのある暮らしを楽しむ。

広島は生まれ育った場所で、実家もあるし知人も多い。お好み焼きやカープも大好きです!

生まれてから当たり前のように、心の中にあったもの、欠かせないものでした。三原に来て、そこが満たされたというか、欠けていたものが埋まったような感じです。

移住ツアーで三原での生活を疑似体験していたので、実際に暮らしてみてもギャップなどはなく、スムーズに暮らせています。
大阪では家が狭かったので、リモートワークをしながら子どもの泣き声が気になる…ということも少なからずありました。三原では以前より広い家に住むことができ、自分専用の書斎が持てました。
疲れた時にはベランダに出て海を眺めたり。東京や大阪に住んでいた時と比べて、オンとオフの切り替えがうまくできるようになった気がしています。時間や心にゆとりを持てるようになりましたね。

豊かな自然はもちろん、子どもを遊ばせる施設も充実。

遊園地とかアミューズメント的な楽しみは東京や大阪の方が充実しているかもしれませんが、三原には三原ならではの良さがあります。

大阪で暮らしていた時は、子どもをベビーカーに乗せて電車やバスで移動するのはとても大変で、時間を気にしながら焦ったり、子どもが大泣きして周囲に気を遣ったり、苦労しました。三原では渋滞がほとんどなく、車での移動もストレスがないので、子どものペースに合わせて動くことができます。子どもを自然の中で遊ばせることができるのも魅力。

幼稚園への入園もスムーズで、三原市は子育て支援も充実しています。三原駅前には『三原市子育て支援施設ラフラフ』や『三原市立図書館』のキッズスペースがあるし、子どもを連れて買い物ができるショッピングセンターも近くにあります。
子育てに関連する施設がギュッとコンパクトにまとまっているのはすごく便利。親子で過ごしやすいですし、とても子育てがしやすいまちです。
私も妻も実家が広島県内にあるので、祖父母にも近い距離で子どもの成長を見守ってもらえるのもありがたいですね。

佐木島で過ごす、のんびり豊かな島時間。

三原に来て、佐木島や小佐木島などの島に行くことが趣味の一つになりました。商店街にある『こだま』という店で大きなタコ天を買って、三原港からフェリーに乗り、浜辺でのんびり過ごします。家族でも行きますし、一人でふらりと行くこともあります。思い立ったら島に行くなんてことは、大阪・東京では考えられませんでした。今では、島で過ごす時間が生活の一部になっています。

交通の便が良いので、市外や県外、国外に行くこともあります。三原駅と広島駅は新幹線で約 20 分なので、仕事終わりにカープ観戦に行くことも可能。広島空港から直行便があるので、家族で韓国へ行く計画も立てています。

当分は三原での暮らしを大切にしていきたいですが、いずれは県内のどこかでマイホームを持ちたいと考えています。あと、島に別荘があるといいな(笑)。

今後は、もっと広島に貢献できる仕事をしていきたいと思っています。これまで全国各地を回りながら仕事をしてきたので、その経験を地元に還元できたら。より地域に密着して、地元に貢献したいという想いがあるので、もっとやりがいを感じながら働けそうな気がしています。

自宅近くのコワーキングスペース「arica」

海がすぐそばにある暮らし

平日

7:00 起床、身支度、朝食
8:40 子どもを幼稚園へ送る
9:00 自宅で仕事
12:00 昼食(家で食べることが多いが、駅周辺で外食することもある)
19:00 仕事終了
19:00過ぎ 子どもと一緒に入浴
19:30 家族で夕食
20:00 子どもを寝かしつけた後は、妻との時間や自分の時間を過ごす
23:00 就寝

休日

7:00 起床、身支度、朝食
9:00 駅周辺の文化ゾーンで子どもと遊ぶ
11:00 昼食をテイクアウトして佐木島へ
佐木島で遊ぶ
15:00 三原港に到着
17:00 筆影山で夕日を眺める
18:00 市内で外食
20:00 帰宅後、子供と一緒に入浴
21:00 子どもと一緒に就寝
伊藤 健志さん

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