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「僕の仕事は、相談者の人生を前に進めること」広島県尾道の移住コーディネーター、酒井さんに聞いたサポートの手厚さ

「僕の仕事は、相談者の人生を前に進めること」広島県尾道の移住コーディネーター、酒井さんに聞いたサポートの手厚さ

これまで暮らしていた場所を離れ、地方に移住をしようと考えたときに、多くの人がぶつかる壁がある。

自分の理想の暮らしが叶うのはどこなのか、どうやって仕事を探せばいいのか、地域の人とつながるにはどうしたら......。

ネットを検索するだけでは見つからない「ソフトデータ」を得ることは、移住検討先に頻繁に脚を運ぶでもしない限りはなかなか難しい。

そんな移住者たちの不安をサポートするのが「移住コーディネーター」だ。広島県でも12名の移住コーディネーターが、日々移住検討者たちの相談に乗っているという。

今回は尾道エリアの移住コーディネーターを勤める酒井裕次さんに、コーディネーターが普段どんなサポートをしているのかを伺った。

プロフィール

尾道市 移住コーディネーター 酒井裕次さん
2007年にブランドデザイン会社を東京で起業。11年に尾道市因島にUターン。東京尾道の2拠点ワークを実践する傍ら、因島で移住促進をはじめとする様々なプロジェクトを進めている

移住は「自分を変えるため」の第一歩

ーーそもそも「移住コーディネーター」とは、どんなことをしている人たちなのでしょう?

簡単に言えば、県や市と協力しながら移住を検討されている方々の支援を行っています。

メールやテレビ電話、時には実際にお会いして、移住検討者さんの相談に乗ったり、広島の魅力や生活環境などをお伝えしたり。

手法は人それぞれですが、移住検討者さんが気持ちよく決断できるよう、情報提供などのサポートをしています。

ーーなるほど。どんな方の相談を受けることが多いんですか?

年齢で言えば、20代後半~30代前半くらいの方の相談が一番多いでしょうか。都市部で就職し、3~5年程一つの会社に勤めた後、転職と共に移住を考える方はよくいらっしゃいます。その次は30代後半くらい、小さなお子さんをお持ちのご夫婦の相談が多いですね。

タイプでいうと、どの年代も「すぐにでも移住したいと思っている」人が多い印象はあります。

ーー「すぐに移住」?意外ですね。

「移住」というと何となく、キラキラとしたイメージを抱くかもしれません。

でも、実際に移住を検討する方の中には、「仕事に行き詰まってしまったとか」、「人間関係でトラブルがあった」というように、比較的今の環境で上手くいっていない人が多いんです。

今の環境に満足していたら、わざわざ移住をしようとは考えないですからね。

皆さん共通しているのが、「自分を変えたい」「人生を良くしたい」と思っている。移住はあくまでそのための、一つの手段に過ぎないんですよ。

「一人歩き」できるようになるまで支える

ーー酒井さんはそういった人たちをどうやってサポートしているんですか?

まずはしっかりとお話を伺って、モヤモヤや不安の原因を明確にすることから始めています。それから、内容によっては本当にただ「人生相談で終わり」というパターンもありますが、基本的には次のアクションを取るためアドバイスをします。

例えば以前、家族移住で一軒家を借りるか迷っているという人がいました。その人には、長く暮らすための住まいを探すなら、その土地をしっかりと見た上で探した方が良いから、最初はアパートやマンションを借りるべきだという話をしました。

仕事探しで悩んでいる人には、その人の能力や考えを聞いた上で、田舎に来てもフリーランスでやっていけるように、実績を積めるような課題を与えてみたりすることも。

家も仕事も、僕自身がその人に合いそうなものをいくつか探して、メールやテレビ電話などで情報提供することが多いですね。他にも彼らにメリットがありそうなコミュニティーがあれば紹介したり…。お節介なくらいに何でもやっていますね(笑)


ーー想像以上に手厚いサポートをされているんですね。

そうですね。移住前は知らない土地への不安や、「決めたからには」という焦りから、雲った表情をしてしまったり、夫婦で言い合いになってしまったりする人も多いんです。

でも相談やアドバイスを重ねるうちに、冷静になり不安の解決方法も見えてきて、表情が晴れていく。すると前に進めるようになる。そのうちだんだんと、一人で歩けるようになっていくんですよ。

そうして移住した人と街でたまたま会うと、僕に「僕が知らない尾道」を教えてくれたり、いつの間にか広島弁を喋っていたり。だんだんと「地元の人」になっていく。良い人生が送れているところを見ると、本当にうれしくなりますよね。

中には相談をした結果、「移住はしない」という決断をする人もいるんですが、別に本人が納得できたなら、それはそれで構わないんですよね。その人の人生が前に進みさえすれば。

自分も移住経験者。だから気持ちに寄り添える

ーーすごく親身に考えられているんですね。酒井さんが移住コーディネーターの仕事にここまで熱を注いでいる理由はどこにあるのでしょう?

実は私自身も「移住経験者」なんですよ。

私の場合は、広島から東京への移住でした。もともと生まれは因島市で、高校までは広島県内で育ったんです。高校卒業後は京都で3年程アルバイトをして過ごしました。

でもずっと東京への夢が捨てきれず、あるとき夜行バスで初めて東京に行って、働く場所のアテもないのに住む場所を決めて引っ越したんです。

それから仕事を探し始めて。当時は就職氷河期で、求人倍率もかなり低かったんですが、何とか広告会社に受かって働きました。

給料は手取りで15万円。テレアポや飛び込み営業をやっていましたが、会社に帰っても成果がないから公園で悶々と時間をつぶしたりして…。やりたいことがあるはずなのに見つけられない、どうしたら良いか分からない。そういう悩みを、自分自身も抱えていたことがあったんですよね。

ーー過去のご自身と同じような人を助けてあげたいというお気持ちなんですね。

ええ。僕は2011年の震災をきっかけに、今は東京と広島の2拠点生活をしています。だから都内の人の感覚も分かるし、広島のこともよく知っている。それに仕事や人生に行き詰まった人の気持ちも理解できる。

そうした強みを生かして、いろんな人の人生を前向きにしていきたいと思っています。

ーー最後に、「移住コーディネーターに相談した方がいい人」、もしくは「相談しなくてもいい人」の違いがあれば教えていただけますか?

そうですね。移住に関する不安がほとんどなくて、自力でコミュニティーを開拓したり、地域とのつながりがなくてもやっていけたりする人は、相談する必要はないと思いますよ。

でもやっぱり何かしらの不安を抱えていて、相談できる人が周囲にいないのであれば、話を聞いてみるのがいいのではないでしょうか。

広島県には僕含めて12名の移住コーディネーターがいます。希望のエリアがすでに見つかっていれば、その担当に相談してみるのが良いでしょう。僕は尾道エリアを担当していますが、相談の結果、他の地域が合いそうだと思えば、その地域のコーディネーターに繋ぐこともしています。

移住するかしないか、気持ちが固まっていなくても全く問題ありません。もし何かにつまづいていて、解決方法が分からないならば、ぜひ力になれたらと思っています。

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