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株式会社ドリーム・アーツ

広島からITの力で
大企業の課題を解決!
「協創」が生み出す、新しい価値

企画 技術 / 広島市

ドリーム・アーツは1996年創業のIT企業。

独自に開発したクラウドサービスは国内有数の大手企業で導入され、業務の効率化や顧客満足度の向上に大きく貢献しています。

UPDATE 2025/07/10

目指すは「デジタルの民主化」

広島市の中心部にそびえる、広島の新しいランドマーク『おりづるタワー』。
世界遺産・原爆ドームや近代的なデザインのサッカースタジアム、緑あふれる公園、路面電車が走る街並みなど、広島らしい風景が眼下に広がるこのビルの6階に、ドリーム・アーツのオフィスはあります。

東京だけでなく広島にも本社を置く同社では、広島にいながらにして、誰もが知る大企業の課題をデジタルの力で解決するという、スケールの大きな仕事に取り組むことができます。

「従業員1,000人以上を擁する大企業や大組織の課題を、自社製品でダイレクトに解決できる。それはエンタープライズ事業ならではの面白さですね」と話すのは、CTOの石田健亮さん。

「企業にとって、DXは今や“取り組んだ方がいい”ではなく“取り組まなければならない”こと。従来はITの専門職が対応するものとして認識されていましたが、その人材も限られています。その上、既存システムの保守に時間が費やされ、新しいものを取り入れる余裕がない…というのが、多くの企業が抱える悩みです」。

そんな状況を変えようと、同社が掲げるのが「デジタルの民主化」。大企業市場シェア54%の主力製品『SmartDB(スマートデービー)』は、ノーコードで業務の完全デジタル化ができるプラットフォーム。ITに馴染みのない人でも、現場の仕様や時代の変化に合わせて柔軟に変更できる点が魅力です。

「人事や経営企画、製品開発など、各現場で働く方々が、自分たちの手でDXを進められるんです。現場のスピード感もぐっと上がりますし、“ここを変えたい”と思えば明日にでも反映できる。利用されている方々にとっては“システムを使っている”という感覚すらないかもしれません」。

会社に根付く「協創」のカルチャー

ドリーム・アーツに根付いているもの。それは「協創」のカルチャーです。広島本社には、システムの企画・開発・品質管理・サポートはもちろん、営業、マーケティング、バックオフィスといった、事業に必要な全ての部署がそろっています。

「新しい製品やサービスを作る際は開発部門が主体になりますが、さまざまな部署と協力しながら進めることで、より高い付加価値が生まれます。

私たちが大切にしているのは、“建設的対立”。意見が対立したとき、お互いに譲り合って折衷案に落ち着くことが、必ずしもベストとは限りません。本音をぶつけ合って前向きに議論を深めることで、より良いものづくりを目指しています」。

こうした協創の精神は、社内だけにとどまりません。石田さんは「エンドユーザーとの対話も、ドリーム・アーツの強みです」と語ります。

「大企業のデジタル支援では、高い品質や堅牢なセキュリティなど、あらゆる面で厳しい基準が求められます。それらをクリアするために、開発段階から導入後のサポート、トラブル対応に至るまで、お客さんと真摯に向き合い、一つひとつ丁寧に対応しています。そうして積み上げてきた経験値が、競争の激しいIT業界で生き残れている理由だと思っています」。

拠点に関わらず、フェアな仕事内容と待遇

東京・広島・沖縄に拠点を構えるドリーム・アーツは、勤務地によって仕事内容や待遇に差がないことが大きな特徴です。

「東京から地方への転職を考えたとき、キャリアや処遇の不安はつきものですよね。そのため当社では、社員一人ひとりが暮らしやすい場所で、存分に力を発揮できる環境を用意しています」と石田さんは力を込めます。

例えば、東京本社は来客も多く活気ある雰囲気。一方、広島のオフィスは落ち着いた空間で、広島県産の家具や畳を配したスタイリッシュな内装や広島らしい借景が、創造力を刺激します。「開発業務に集中したい人には理想的な環境です。新製品を作る際は各拠点のメンバーが広島に集まり、合宿形式でキックオフを行うこともあります」。

営業面でも、コロナ禍でリモート化が定着したことにより、かえって精度が向上したといいます。面談の録画映像から「先方が何を調べてドリーム・アーツにたどり着いたのか」「営業のどの言葉に反応したのか」などを分析。そのデータを基に、より実践的な営業マニュアルが作られています。

「当社の営業社員は20代が中心。若手が大企業のCIOや本部長クラスの方と向き合うわけです。リモート面談の映像を活用することでお客さんのニーズをより深く把握できるようになり、一人ひとりの営業スキルも着実に伸びています」。

広島から全国に向けて勝負できる体制が、堅実に整ってきています。


「持続可能な働き方」を追求

「持続可能な働き方」の仕組みづくりにも力を入れているドリーム・アーツ。フレックス制度が導入されており、子育てや介護など、それぞれのライフスタイルに合わせて働ける自由度の高さが魅力です。

リモートワークにも対応していますが、勤務時間の7割程度は出社とすることで、社員同士が直接顔を合わせ、「協創」する機会を大切にしています。

待遇面においても、新卒の初任給は年収504万円以上。また、拠点や役割に関係なく、公平に評価される制度も整っています。

広島本社でエンジニアとして働くHさんも、「仕事内容や待遇にはとても満足しています」と話します。

働きやすい職場で、高品質なものづくりに挑戦

Hさんは2018年に入社。チェーン展開している企業の本部と店舗を繋ぐ自社製品『Shopらん(ショップラン)』の開発を担当しています。「最近はiOSとアンドロイド版アプリの機能拡充を担当しています。また、メインではありませんが、AI翻訳にも関わっています」。

『Shopらん』は情報共有のメールや電話対応に追われ、顧客に向き合う時間を確保できないという現場の悩みを解決すべく、情報を整理して分かりやすく伝えるツール。誰もが一度は訪れたことがあるような大型チェーン店舗からも高く支持されています。

そんなサービスに携わることについて、Hさんはこう語ります。

「リリースから20年以上培ってきたノウハウや、大企業での導入実績は大きな強みです。
ただ、長い歴史の中で生まれたさまざまな仕様を、今のニーズに合わせてアップデートしていくことは簡単ではありません。でも、だからこそ面白いし、やりがいも大きいと感じています」。

エンジニアといえば、バグ対応や納期に追われて残業が多いイメージもありますが、Hさんは基本的に9時30分に出社し、18時過ぎには退勤するという日々を送っているそうです。

「納期を優先するあまり、クオリティを犠牲にしてしまうのは本末転倒です。もちろんスケジュールを意識することも必要ですが、何より大切なのは、お客さんが使いやすく、安心できる品質のものを作ること。

そのために、僕らエンジニアはより早く、より良いものを届ける方法を常に考えています。また、お客さんとエンジニアの調整を担ってくれるメンバーのおかげで、開発に集中することができています」。

働きやすさと妥協のないものづくり。ドリーム・アーツに根付いた協創のカルチャーが、その両方を可能にしているのです。

成果を上げる人も、支える人も。両者に光を当てる評価制度

評価制度の整備も、社員のモチベーションアップにつながっているようです。ドリーム・アーツでは半年ごとにマネージャーが部下を評価。個人の能力だけでなく、周囲との関わりや、仲間にどれだけ良い影響を残したかといった「協創の姿勢」もきちんと数値化されるのが特徴です。

石田さんはこう話します。「大きな成果を上げるのはもちろん素晴らしいこと。しかしその裏には、かならず仲間のサポートがある。成果を出す人と下支えをする人、その両方がそろって初めて事業が成り立つと私たちは考えています。だからこそ、サポート役に徹した社員にも光が当たるような評価制度を整えました」。

Hさんも「協創して価値を積み上げていくという働き方は、自分もすごく大切にしている部分です。今の評価制度では、自分の成果や仕事に対する向き合い方を多面的に見てもらえる。そこに安心感がありますね」と共感します。

自分らしく暮らせる広島のまち

広島県出身で、県内の大学・大学院に進学したHさん。ドリーム・アーツを知ったきっかけは、当時所属していたゲーム制作サークルの活動に協力してくれたことがきっかけでした。

情報工学を専攻していたHさんはIT企業への就職を志望。「ドリーム・アーツは自社製品を作っている企業で、しかも広島本社が開発の拠点になっている。地元でエンジニアとしてしっかり働ける、県内でも貴重な会社だと思いました」。

入社後は東京本社に配属。2019年からはコロナ禍でリモートワークが主軸になりましたが、その後、出社頻度が徐々に増えていく中で、Hさんは「一つの場所に集まって意見を出し合いながら働くなら、東京よりも広島のほうが自分に合っている」と感じ、広島転勤を希望します。


ドリーム・アーツでは、転勤は基本的に本人の希望に応じて決まります。持続可能な働き方の観点から、会社が一方的に転勤を命じることはほとんどないといいます。

「今は会社から徒歩圏内の中心市街地に住んでいますが、東京在住時と比べて家賃などの生活コストが下がり、その分趣味や貯蓄に回すことができています。

それに、通勤のストレスも大きく減りましたね。東京ではビルのエレベーターが混んでいたり、最寄り駅から遠かったりで、片道1時間ほどかかっていたんです。満員電車にも揉まれました(苦笑)。それが今は徒歩5分。広島市内はバスや路面電車など、通勤の選択肢が多いのも魅力ですよね」。

そして、故郷の味や地元の友達が、Hさんの元気の源になっています。

「広島風お好み焼きやつけ麺は、やっぱりソウルフード。東京にもお店はあるけれど、気軽に行ける距離ではなかったんです。学生時代の友達も広島で働いている人が多くて、休日に家に集まって焼肉やボードゲームをして過ごせるのがうれしいですね」。

地元・広島で、仕事もプライベートも充実した日々を送っています。

雇用を生み出し、「働きたくなる広島」に

広島本社には現在29人の社員が在籍。20~30代を中心に、40~60代のベテランも活躍しており、年齢もキャリアもバラエティに富んだ顔ぶれがそろっています。

石田さんは「創業から29年経ちますが、会社の規模や知名度はまだまだ。今でもチャレンジャーの立場です。より多くの方に当社のサービスを使っていただくためにも、優秀な仲間に集まってほしい」と語ります。

全部署で人材を募集している同社。「もちろん能力が高いに越したことはありませんが、私たちが求めているのは“協創”できる人です。スポーツチームと同じで、スキルの高いメンバーをそろえただけでは組織は強くなりません。

だからこそ、多様な人材で“面”を埋めていくことが大事です。仲間と一緒に取り組むことに喜びを見出せる人が、当社には向いています」。

さらに石田さんは続けます。「エンジニアに限らず、広島には優れた人材がたくさんいます。若者の県外流出が課題とされていますが、広島に戻りたいと考えている人も多いはず。

自分たちで考え、自分たちの手で新しい製品やサービスを生み出していく…。ドリーム・アーツは、“ゼロから作り上げる面白さ”を味わえる会社です。IT分野のものづくりに深く関わりたい人には最適な環境だと思います。

私たちは広島に育てていただいた企業ですから、地元での雇用を生み出し、地域に貢献していくことが使命だと考えています。人が成長できる場を作れば成果につながり、さらに良い人材が集まる。この好循環を加速させたいですね」。

Hさんも石田さんの思いに頷きます。「当社では、社員全員が採用活動に関わります。採用担当だけでは届かない層にアプローチするため、広島本社のメンバーもアイディアを出し合いながら、全力で取り組んでいます。

ドリーム・アーツには、誰かの悩みに前向きに応える仲間が集まっています。これはきっと、心の支えになるはず。広島で一緒に働いてくれる仲間を、少しずつ増やしていきたいです」。

会社情報

設立 1996年12月2日
所在地 広島県広島市中区大手町1-2-1 おりづるタワー6F
URL https://www.dreamarts.co.jp/
URL ひろしまワークス
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