ログイン
HOME

住宅ローン診断カンパニー株式会社

穏やかな瀬戸内の島・江田島から
人の未来を支える
金融×ITサービスを開発する会社

技術 / 広島市

広島市内の宇品港からフェリーで約30分、呉市からは橋を渡って陸からのアクセスも便利な江田島。穏やかな瀬戸内海と温暖な気候に恵まれ、自然豊かな暮らしと、都市からも近い場所での暮らしが両立できる生活環境が魅力です。

この江田島・切串エリアに、2024年にサテライトオフィスを開設したのが「住宅ローン診断カンパニー株式会社」です。
会社名からも分かるように、家を買う時の住宅ローンを借りる際に、希望額がすぐに借りられるかどうかを診断するサービスを提供しています。

UPDATE 2026/02/06

住宅ローン診断が1分でできる、革新的なサービス

「会社の業種としては、大きく言うと金融系で、住宅ローン仲介というカテゴりになりますね。」と話すのは、取締役CTOの門田英晃さん。

人生において最も大きな買い物の一つである住宅。現金で一括払いできるに越したことはないですが、ほとんどの方は金融機関でローンを組んで購入します。

その際に重要なのが「個人信用情報」です。これは、クレジットカードの利用状況やローンの返済履歴など、クレジット取引に関する客観的な取引事実を記録した情報を指します。金融機関のローン審査では、この個人信用情報も考慮して、「この人が問題なく返済できるか」を審査します。

住宅ローン診断カンパニーが提供する「住宅ローン 1分診断」というサービスでは、申込者が希望通り住宅ローンを借りられるかを、個人信用情報を参照しながら最短1分で自動で診断できます。現在は、このサービスを住宅会社向けに提供しています。

「家を買いたい個人のお客様、住宅会社、金融機関の3者間を繋げて、住宅ローンがきちんと借りられ、家が販売されて、最終的にはお客様が欲しい家に住むことができる状況を作るのが私たちの仕事です。」と語ります。

なぜ江田島にサテライトオフィスを作ったのか?

住宅ローン診断カンパニーの本社は東京にありますが、江田島にサテライトオフィスを開設した理由は、エンジニア採用に苦戦していたことに起因します。

「精度の高いサービスやプロダクトを開発するためには、優秀なエンジニアは必要不可欠です。元々は東京でエンジニア採用をしていましたが、東京は採用激戦区。優秀な人材はどこも取り合いで、給与が高騰し続け、内定を出しても他社に引き抜かれたりと、うまくいかない状況でした。」と門田さんはいいます。

そのような状況の中で、代表と話していた時に思いついたのが、「だったら地方採用やってみる?」というアイデアでした。
門田さんは、その勢いと行動力で、とびしま海道周りから、呉市、広島市、江田島市を突撃訪問してみたそう。

「他にもいくつか候補はありました。IT企業を多く誘致している徳島の神山町や愛媛なども良さそうでした。さらに、自治体によって、移住サポートも異なることを知りましたね。」

実際に足を運んでみた結果、江田島が小規模なオフィス設立のサポート条件が最も整っていること、また、広島を中心とした中四国エリアがエンジニア採用のターゲットとなる人口が比較的多い地域であること、さらに門田さん自身が広島大学の卒業生で土地勘があることもあって、江田島を選ぶことに決めたそうです。

コミュニティの中にある環境で、自然と孤立しない場所

オフィスは、コワーキングスペース、カフェ、宿泊施設、SUP教室などが入居している「kirikushi coastal village」内の、魚屋レストランの2階に位置しています。

元々は畳の和室だった場所をリフォームし、フローリングに変えました。部屋からは松の木が生えている中庭を望むことができ、風通しの良いオフィスになっています。

「オフィスから一歩外に出ると、一般の方も出入りする場所です。下にはカフェもあるのでご飯も食べれますし、知り合いができやすい点も、ここが良かったポイントですね。」と門田さんは話します。

初めての場所で孤立しないような環境を選ぶことが、サテライトオフィス開設成功の秘訣でもあります。

早速決まったエンジニア採用で、東京から江田島に移住

江田島のサテライトオフィス開設にあたり、門田さんは自社サービスやプロダクトの開発拠点の責任者として移住しました。
そして、目的であったIT採用の募集をかけ、早速入社が決まったのが、エンジニアの佐々木さんでした。

「実は門田さんとは長年の知り合いなんです。一緒にご飯を食べに行った時に、広島の島でオフィス立ち上げてエンジニアを募集するという話を聞いて、思わず『僕も行きたいです!』と言っていました。」と、佐々木さんは笑いながら話してくれました。

東京で生まれ育ち、仕事も東京でしていた佐々木さんは、「このままでいいのかな?」と、何か変わりたいという漠然とした思いがあったそうです。

「社会人になってから、地方に旅行することが多くなり、ちょうど地方に魅力を感じていた頃でした。地方で働いてみたいという気持ちが強くなっていたタイミングだったんです。」と語ります。

人に近いサービス作りにたずさわれる喜び

「勢いで広島に行きたい!と言ってしまいましたが、やはり会社自体がとても魅力的だと感じたことが、入社の決め手でした。前職では製品を動かすシステムを作る、組み込みエンジニアとして働いていましたが、今の仕事では物ではなくサービスを作る仕事です。門田さんに話を聞く中で、住宅ローン診断は、結構人に近いサービスだと思ったんです。人生の中でほとんどの人が必要とするもので、それによって多くの方を支援できるサービスを作れることは魅力的だと感じました。」
と、佐々木さんは仕事に対してやりがいを感じていると話してくれました。

また、エンジニアの勤務条件は基本的に在宅でのフルリモート勤務(コアタイムあり)が可能で、少なくとも月に1回は、エンジニア全員が集まる出勤日があります。
給与は東京と江田島で同一条件となっており、非常に働きやすく、暮らしやすい制度が整った環境です。

働き方はとても自由ですが、コミュニケーションをしっかりとりながら仕事を進めることができているといいます。

何気ない会話が毎日の生活に生まれる環境

江田島オフィスの開設と同時に移住してきた佐々木さんは、オフィスから車で20~30分ほどの距離にあるアパートを借りて暮らしています。

江田島では、出社と在宅のリモートを組み合わせて仕事をしている佐々木さん。

「やっていることは東京と同じですが、やはり環境の違いは大きいです。」と話します。

地方で働くワクワク感もあったかと思いますが、不安はありませんでしたか?

「来る前は地域性がわからないですし、地元の方と接する機会も来てみないとなかったので、その辺りは不安でしたね。」と佐々木さん。

「仕事がしんどいのはもちろん誰にでもありますが、生活がしんどいと逃げ場がなくなってしまいます。でも、オフィスがコミュニティスペースの中にあったのが良かったです。」と振り返ります。

東京だと1日中誰とも喋らないことが当たり前だと言いますが、江田島に来てからは逆に人と話す機会が増えたそうです。

「入居している場所にあるカフェに行くと、スタッフの方や顔見知りになった方と話しますね。ベランダでタバコを吸っていると、通りかかる方と挨拶したり、釣りをしている方から魚をもらったり、誰かはわからないけど、『〜さんのお子さんが生まれるらしいよ』とか、江田島のホットトピックスが聞けたりして、ほっこりします。」

こちらでは、挨拶ひとつでたわいのない会話が生まれるのが、田舎ならではの良さですね。

田舎ならではの情報収集を楽しんでみる

情報の伝達が言葉単位で行われるところも、田舎ならではの面白さだそうです。

「美味しいものを食べるのが好きなんですが、ネットには載っていないような『ここが美味しいらしい』という情報を地元の人から聞いて、そこに行っていますね。Googleマップにレビューが全然ないお店とか、営業時間がわからないお店についても、聞いた情報を集めて自分でマップ化していくことは楽しんでいます。」

ネットでは完結しない、地元の人からもらった口コミは、暮らしを楽しむ最強の情報かもしれません。

田舎暮らしのリアルな現実

とはいえ、田舎暮らしならではのデメリットもあるそうです。

「スーパーが閉まるのが早い。」と、門田さんも佐々木さんも口を揃えて言います。

「東京だと24時間営業のスーパーがあったので、自分の生活ペースに合わせて夜遅く行くこともでき、買い物に困ることはほとんどありませんでした。でもここでは、スーパーが20時には閉まってしまうので、それに合わせて仕事の段取りをつけ、スーパーのペースに合わせて動いています(笑)。」と佐々木さん。

門田さんも同様に、スーパーの営業時間を気にしながら生活しているそうですが、

「僕は一軒家をリフォームして住んでいますが、庭の草むしりをしたり、ムカデを駆除したり、都会生活にはないような用事も色々とありますね。」と話します。

こうした田舎ならではの雑用も、面白がってやってみることで生活力が上がり、良い気分転換にもなるそうです。

「開発の仕事はどうしてもパソコンと向き合う作業がメインです。生活の用事もそうですが、下のカフェに降りて人と会話したりすることでリラックスでき、息抜きができて、仕事が進められるので、そういう意味では助かっています。暮らしの中で、脳に新しい刺激を与えることで頭が柔らかくなっていると思います。」と佐々木さんは語ります。

自然豊かな環境で、リアルな現実とも向き合いながらも、自分のリズムを見つけて暮らすことができている門田さんと佐々木さん。
江田島で、仕事と生活のバランスを取りながら、健やかに、快適に過ごされています。

旅行も、地元の行事も楽しめる、休日の過ごし方

佐々木さんに、仕事がお休みの日の過ごし方を聞いてみました。

「休日は基本的に出かけることが多いです。江田島からフェリーに乗って30分ほどで広島市内に出られるので、洋服屋さんや古着屋さんを見たりしています。旅行も好きなので、車で島根や鳥取にも行きました。温泉が好きなので、旅先で楽しんでいますね。」

瀬戸内の真ん中に位置する広島は、山陰や四国、さらに足を伸ばして九州や関西方面にも車で行きやすいのが魅力ですね。

また、江田島島内でも楽しみはあるそう。

「江田島ではお祭りごとも多くあるので、そういうのは積極的に参加するようにしています。」と佐々木さんは話します。

町の情報はポスターで前もって告知されることが多いので、お祭りに参加したり、花火を見に行ったりしているそうです。

若い方も参加していることが多く、地元の方々と交流できるのも魅力的ですね。
佐々木さんはまだお祭りに参加する側ですが、いずれは地元住民として運営側になる可能性もあるかもしれません。

今後は釣りやSUPにも挑戦してみたいという佐々木さん。休日のアクティビティも身近で楽しめる、充実したプライベートを過ごせる環境です。

求めていた採用の成果と、話題性というメリット

現在、江田島サテライトオフィスには、門田さん、佐々木さんに加え、島根からと広島からエンジニアの方が入社しています。
業務委託の方も1人加わり、現在は5人体制となったそうです。来月にはもう1名業務委託の方が決まっており、順調に採用が進んでいるとのことです。

「想定よりも早く採用の成果が出て驚いています。」と語るのは門田さん。

「弊社のように、自社サービスを持っていて、リモートワークが可能な企業は地方には少ない、というか、ほぼないかもしれません。地元でそういった会社で働きたいけど、見つからないから東京に行かざるを得なかった、という層にリーチできるといいですね。」と続けます。

門田さんは、サテライトオフィスを作るメリットについても語ってくれました。

「話題性って大事だと思っています。東京のIT企業が地方にサテライトとしてIT拠点を作ること自体が、良いPRになります。地方から出て都会で働いている方は、きっかけがないとなかなか地元に帰ることができません。そういうニュースを聞くと、地元へ帰る背中を後押しできると思うんです。

良い人材がいたら、どこの地方からでも欲しいですが、江田島オフィスに出社しやすい方に来てもらえるのが一番良いですね。」

革新的なサービスで、資金計画の不安をなくす社会へ

江田島サテライトオフィスは、自社のIT拠点としてスタートしたばかりです。
今後、ここをどんな場所にしていき、企業としてどんなことをしていきたいかについて教えてもらいました。

「実は2024年7月、DMMグループにジョインするという、会社として大きな転機を迎えました。金融サービスをはじめ60以上の多岐にわたる事業を運営しているDMMと共に、さらに新しいことに挑戦できる基盤が整ってきました。現在も多くの中小企業様にサービスをご利用いただいていますが、新たに大手企業様とのお取引も増やしていくフェーズに入っています。」と語る門田さん。

「会社としては、現在提供している『住宅ローン1分診断』というサービスをさらに成長させていきたいと考えています。より良いサービスを作るためには、東京本社と連携しながら、この広島の開発拠点は不可欠です。それも踏まえ、採用につながる学生インターンの募集や、広報PRなどの情報発信も積極的に行っていきたいと思っています。」と、未来への展望が広がっています。

住宅ローン1分診断という革新的なサービスは、住宅購入者だけでなく、誰もが挑戦したいことを実現するために必要な資金計画という課題に取り組んでいます。このサービスによって、正しい情報をもとに素早く意思決定できる社会の実現が、もうすぐそこまで来ているかもしれません。

会社情報

会社名 住宅ローン診断カンパニー株式会社
設立 2015年4月
所在地 東京都港区新橋6-13-12 VORT新橋Ⅱ9F
(江田島サテライトオフィス)広島県江田島市江田島町切串2-1-2
URL https://herp.careers/v1/homeloan/-AnlWzj7FRYi
URL ひろしまワークス
LINE 移住情報を受け取る! 無料
窓口/お問い合わせ